阪神・淡路大震災から30年が過ぎた。節目の年ではあるけれど、風化しないように各地でさまざまな取り組みが行われた。
ジュンク堂書店も関連本を集めたブックフェアを開催し、小社も神戸の三宮店に出品した。年月が経って、震災関連の本は発行が減っているのが実情だ。そんな中、新旧の震災関連本が並ぶ機会は、とてもありがたい。
そして今日、東日本大震災から14年。阪神・淡路と同じように、追悼、防災などの取り組みが行われる。本を通じた活動もあるだろう。本は後世に伝えてくれる。いつかどこかで読む人が、きっといる。
そんな思いが、出版する私たちを支えている。(G)