今日から「十日えびす」が始まりました。商売繁盛の神様を祀り、1月11日までの3日間、多くの人が参拝に訪れます。
本が売れますように・・・そんなお願いをしてみるものの、現実はなかなか厳しい。
インターネットやSNSで情報を入手する時代。加えての物価高。
えびす宮の総本社として知られる西宮市の西宮神社には、江戸時代の元禄7年(1694)から書き継がれてきた日記があります。歴代の神主が、お宮のことや町中の出来事などを記しています。当時の様子を伝える貴重なものです。
本は後世に伝えるという役割を担っています。50年後、100年後に読む人がいるかもしれない。そう思えば、本を作る私たちも力が入るというものです。
大儲けじゃなくていいのです、中儲け、いや少しだけ儲けさせてください。
そして作った本が読み継がれますように。
「えべっさん」に、そんなお願いをしてこようかな・・・。(G)