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本作りブログ

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校正はつらいよ……?

校正はつらいよ……?

2022-05-06

先日発売となった弊社の新刊『兵庫県の古代遺跡2 但馬・丹波・淡路』。兵庫県内の古墳や出土品、遺跡などを全2巻で紹介している、かなりぶ厚めの本です。圧巻なのは巻末の古代遺跡地図。遺跡がある場所を示した地図と遺跡名が載っているのですが……これが、とても細かい!担当編集者は虫眼鏡も使って、校正していました。

校正とは、出来上がったゲラが原稿や指示通りになっているのかを確認する作業のこと。つまり担当編集者は著者からきた原稿や、こういう風に作って下さいと地図を作るデザイナーさんに出した指示通りになっているのか、遺跡の場所や名前などを元の原稿などと照らし合わせながら確認していったのです。修正が入ればまた、ちゃんと修正されたか確認をします。また修正が入ったら、確認……。この作業を繰り返して、本はより良いものになっていきます。

校正は大変な作業ではありますが、欠かせない大切な作業。著者と編集者の二人三脚で本は出来上がっていくのです。(つ)

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