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本作りブログ

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売上カード

売上カード

2022-04-15

書店で販売する本には、売上カードが挟み込まれています。スリップとも呼ばれる二つ折りの短冊です。これは本の売れ行きを計るためと、その本を補充注文する際に利用します。この短冊の紙の色は、編集担当者が決めています。この色決めを楽しみにしている編集者も多いのです。

 

私も新人の頃、書店から送られてくる売上カードを集計していました。まずは色別に分けて、次に価格別に分けて…その結果を集計用紙に記入していくのです。どこの書店でどの本が売れているのかを把握して、営業に反映していました。

 

街角で新入社員らしき初々しい人たちを見かけると、山積みになった売上カードと格闘していた頃を思い出します。当時は面倒だなと思っていましたが、本屋さんと読者につながる売上カードは、仕事の基礎を教えてくれていたように思います。(G)

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